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フリーターから正社員への就職を検討中だという方の中には、「JAIC(ジェイック)」の利用を考えている方もいるかと思います。
確かに、ジェイック=書類選考なしで20社と面接が出来るため、”楽に就活が終わるじゃん”、”フリーターという経歴が気にならない!”といったように、魅力に感じる気持ちも分かります。
私もそう感じてジェイックを利用したので。
ただ、結果として私はブラック企業に入社させられました。
正直な話、ジェイックを利用しようかな…と思っている方は、利用は絶対にやめとけと言いたいです。
公式サイトや口コミサイトなどにある就職体験談=良いところだけを切り取っており、実際はその倍以上の失敗体験談があるのです。
今記事では、私がジェイックから就職したIT企業の実際の労働環境を記載しますが、それを見たら「まじやばいじゃん」と確実に思うはずです。
私のような被害者を増やしたくないので、ジェイックの登録を済ませる前に是非とも一読して欲しいです。
今記事では、
ジェイックから就職した企業の労働環境
ブラック企業に就職してしまう要因
上記について、私の体験談を交えて書いていきます。
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ジェイックからブラック企業に入社した話
紹介企業の労働環境はこちら
ジェイック=どれくらいやばい就職支援なのかは、私がジェイックから就職をした五反田のIT企業の労働環境を見て貰うのが一番早いと思います。
★ジェイックから就職した企業の詳細★
◆隔週二日休み
※完全週休2日制と求人には記載
◆社員が10名以下で常に人手不足
◆休日出勤常態化
◆新人研修無し+指導してくれる先輩もいない
※人手不足もあり、忙しくて誰も仕事を教えてくれませんでした。
◆30件近い顧客を2名で客先対応、エラー対応、それに営業活動も課せられた
◆毎月100h〜150hほどの残業
※サービス残業
◆手取り17万3,000円+年2回のボーナスが0円と5万円
これがジェイックから紹介された企業の労働環境です。誇張なしで本当にこれです。
その結果、辞めるまでの1年半で心療内科への通院+入社前は1本もなかったのに、白髪が目立つようになりました。
「ブラック企業は紹介しません!」と公式サイト上にデカデカと掲載されていたにも関わらず、こんな企業を斡旋してきたのです。ジェイック側の人間はこれをブラック企業だとは思わないみたいです。笑
※いまジェイックの公式サイトを見たら、ブラック企業に関する文言が全て無くなっていました。証拠隠滅ですかね。
地獄の社会人生活
上記の労働環境の中1年半頑張りましたが、はっきり言って地獄の毎日でしかなかったです。
毎日23時近くまでサービス残業はさせられるし、休日も構わず仕事の連絡が来るしで、本当に地獄でした。
入社した初日からサービス残業が発生しましたし、定時で帰れた日なんかは1年半で1度しかなかったです。ジェイックから就職できる企業は、このレベルなのです。
私自身「フリーターから脱却したし頑張ろう!」と意気揚々に入社したものの、即座にその気持ちは打ち砕かれました。
というのも、私はクレーム対応をメイン業務としていたのですが、人手不足な会社だけあって、入社から1週間後には既に1人で電話対応をさせられたのです。
とはいえ、こっちは入社一週間です。
「〇〇をやろうとしたら、画面がフリーズしたんだけど何が原因⁉︎」、「前も同じバグが出たんだけど、なんでこうなるの⁉︎」って言われても、「申し訳ございません」しか言えません。
しかしながら、謝るだけのそんな対応では当然ながら相手はさらにヒートアップします。
その結果、顧客からキレられ、上司からも”なに相手を怒らせてるんだ”とキレられというのがほぼ毎日でした。
「キレるくらいなら、対処法とかを教えてくれよ…」と心底思いました。
”忙しいから1人で覚えてね”じゃねんだよ。
おそらく、ジェイックから就職出来る企業=私のところみたいに研修がきちんとしていない企業が多いと思います。
零細企業=人手不足で研修に時間を割けるほど人員の余裕がない&若手人材が就職した経験が少ないからです。(※私が就職した企業=20代は私しかいませんでした)
そのため、業務の進め方に関しては、私のように実戦でボコボコにされて学んでいかなければいけない可能性が高いです。
ただ、この学び方はまじで辛いです。私はここに勤めていた1年半の期間が、人生でもっとも怒鳴られた期間です。
本当にジェイックに人生を狂わされました。
ジェイック=ブラック企業に就職してしまう理由
実際にジェイックの就職カレッジに参加をしている時は、必死すぎて何も見えていませんでしたが、冷静になって思えば、ジェイック=そりゃブラック企業に就職するわな…笑と思う事ばかりです。
◆集団面接会=やばい条件の企業ばかり
◆企業研究の時間があまりにもない
◆自分の希望条件で就活が出来ない
集団面接会=やばい条件の企業ばかり
まず、集団面接会に来る企業=やばい条件の企業ばかりです。
私が参加していた時も20社ほど企業がいましたが、15社が下記の条件の企業でした。
・週一休みor平日休み
・みなし残業制を採用している
週一休みと平日休みがやばいというのは説明しなくても分かるはずです。
しかしながら、これから就活を始める方の中には、「みなし残業制」をご存じない方もいるかと思います。
ただ、このみなし残業制度=まじでやばいです。ブラック企業の特徴/避けるべき企業の特徴といっても過言ではありません。
みなし残業=予め給与の中に一定時間分の残業代が含まれている制度の事を言います。
例えば、月30hの残業代が含まれているのであれば、実際に30h残業をしてなくても30h分の残業代を貰えるという訳です。
これだけ聞けば、「やってない残業代も貰えるの⁉︎ラッキーじゃん!」と思うかも知れません。
ですが、みなし残業制度が採用されている事によって、どんなに残業をしても一定時間分の残業代しか貰えなくなるのです。
月100h残業をしたとしても、月30hまでの残業代と決められていれば、月30hまでのお金しか貰えないのです。
つまり、月70hはタダ働きとなります。
そして、みなし残業制度を採用している企業=残業代を浮かせる目的でこの制度を取り入れています。
要するに、正規の残業代を支払うつもりは毛頭なく、”定額料金で働いてくれる奴隷”を作ろうとしているのです。
ちなみに、私が勤めた企業もみなし残業でしたが、時給換算したら毎日400円、500円で働かされている...という状況でした。
ジェイックの集団面接会には、この悪しき制度を取り入れている企業が大半でしたので、就職後に後悔する羽目になると思います。
企業研究の時間があまりにもない
ご存知の通り、ジェイックの就活の流れ=就職カレッジ研修→集団面接会です。
期間で言うと7日間(就職カレッジ研修)+2日間(集団面接会)です。
とはいえ、集団面接会に来る企業が発表されるのは、面接会本番の2日前なのです。
ですので、2日間で20社もの企業を調べなければいけない鬼のタイムスケジュールとなっています。
企業のHPを見て自分に向いている仕事なのかを確かめる、面接で想定される質問への返しを考える、面接官への逆質問を複数考えるといった事を20社分しなければなりません。しかも2日で。
※実際に私が企業研究の際に利用していたノートです。ノート左が研修の最後に渡される資料。ノート右に研究した内容と、面接会当日に質問する内容を書いていました↓
到底、その企業がブラック企業なのかどうかを調べる時間なんてないのです。
しかも、本番当日は”せっかく研修にまで参加したし、内定を取らなければ”と内定を取る事が目的となってしまい、”良い企業に就職する”という事を忘れてしまいがちとなります。
その結果、内定貰えたしここでいいや!と入社してしまい、入社後に地獄を見る事となりやすいのです。
事実、一緒に就職カレッジに参加をしていた同期23名の中で18名が2年以内にジェイックから就職した職場を辞めています。
たったの5人しか就職成功しなかったのです。この事からも、ジェイックの就職失敗率の高さが伺えるかと思います。
同期の多くが、不動産営業、施工管理、システム会社等々、ブラック企業率の高い業種に入社していたので、多少はすぐに辞める人も出るんだろうなと思っていましたが、正直ここまでとは思いませんでした。
自分の希望条件で就活が出来ない
こうした就活のサポートを行ってくれる就職支援=普通は相談者の希望条件を元に企業を紹介してくれます。
ただ、ジェイックの場合、ジェイック側が独断と偏見で用意した企業と面接をさせられます。
個別で就活サポートを行っている訳ではない(あなただけが面接会に参加をする訳ではない)ので、誰か1人の希望条件に合わせてのサポートが出来ないのも仕方ありませんが、どちらの方が就職成功するかは一目瞭然なはずです。
絶対に自分の希望条件を元にサポートしてくれるところの方が就職は成功します。
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■まとめ
上述した通り、ジェイックから就職した企業=超絶ブラック企業でした。
地獄の働き方もそうですが、「社員数よりも多い離職者数(1年半で12名が離職)」「大手企業(HITACHI)で30年勤務していた人が入社後数ヶ月で”精神がもたない”と言って離職」「中途採用の人が”こんなクソな会社初めてだ”と言って1ヶ月でバックれ」等々、ブラック企業でしかありえない事ばかり経験をしました。
ただ、これは経験しなくていい事です。
ブラック企業に入社して思ったのは、”就活をもっとちゃんとしておけば良かった”という事と、”自分を卑下しすぎないのが大切だ”という事です。
既卒フリーターという立場から「こんな経歴じゃ内定は取れないのでは」と不安に感じてジェイックを利用しましたが、今思えばそんな事する必要はなかったなと感じています。
20代であれば、どこの企業も欲しがっていますし、数年間のフリーター経験なんて、面接での印象でどうにでも覆す事が出来るからです。
”なぜ就職せずにフリーターをしていたのですか”という質問にうまく答える事が出来れば、内定は取れます。
そして、そうしたコツを教えてくれる就職支援はジェイック以外にもいくらでもあります。
ですので、これから就活を始めるフリーターの方は、”楽に就活を終わらせたい”という就活の側面ばかりに目を向けるのではなく、就職後の自分に目を向けて動くべきだと言いたいです。そうすれば、私のように3年未満で退職する”落ちこぼれ”にはならないと思います。
重要なのは就職後です。
『自分がこの先どう働きたいか』、『働きやすい環境で働けるのかどうか』といった就職後の事を第一に考えて行動してみてください。
もしも、自分1人での就活は不安だというのであれば、ジェイック以外の”健全”な就職支援に頼るのもありです。
ちなみに私も、ジェイックでの就職失敗後に「第二新卒エージェントneo」という個別サポート型の就職支援に相談をして、人生をどうにか好転させる事に成功しました。
希望条件を具体的に伝えたおかげか、今では月45h以上の残業をしたら部署会議が行われるほど、長時間残業に厳しい企業で働く事が出来ています。
そのため、エージェントNeoのように、あなたの要望に寄り添ってくれる就職支援であれば、相談してみる価値はあると思います。
・総勢15,000名以上の就職実績
・求人数1万社以上
・ブラック企業を徹底排除
※担当者が労働環境をチェック済み
・就職支援関連のランキングにて3冠受賞
◆エージェントNeoのサポートについて↓