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フリーターからの就職を考えている方の中には、「JAIC(ジェイック)就職カレッジ」への参加を考えている方もいるのではないでしょうか。
5日間の研修に参加をする事で、書類選考免除+複数企業と一気に面接が出来るため、”フリーターという経歴が不利にならずに就活が出来る!”と魅力に感じている方も多いはずです。
とはいえ気になるのが、「就職カレッジの研修内容」だと思います。
それもそのはず、Googleにてジェイックに関して調べてみると、「飛び込み営業」、「研修 辞めたい」といった関連キーワードが出てきます。そのため、就職カレッジ=きつい内容なのでは…と不安に感じるのも無理はありません。
ただ、結論から言いますと、就職カレッジの研修内容=超スパルタでしんどいです。
たとえ5日間だけの研修だとしても、「もう無理…」と感じるはずです。
これは私自身、実際に就職カレッジに参加をしたから言えます。
今記事では、
◆就職カレッジの研修内容
上記について、私の体験談を交えて書いていきます。
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就職カレッジの研修内容
実際の研修内容
実際の研修の流れご存知の通り、就職カレッジ=5日間の研修となります。
そして、実際に参加した際の研修の流れはこちらになります。
※私が参加をした時は7日間の研修でしたので、7日間のスケジュールとなります。
★就職カレッジの研修内容★
★1日目
□9:30~12:45
◆オリエンテーション
・スケジュール・運営のルール説明
・就職カレッジの目的とゴールの説明
・就職カレッジの4つの基本説明
・自己紹介※全受講生の前に立って、5分間の自己紹介
□13:30~17:00
◆ビジュアルチェック
・社会人としての正しい身だしなみの説明&確認
◆目的、目標について考える
・カレッジに来た目的を考える
◆報連相の説明
◆履歴書の書き方について
◆振り返り日報の作成について
□17:00~
◆振り返り日報の作成
★1日目の宿題
・カレッジの目標を決める
・履歴書の下書き作成
・ジェイックから配られた読本を読む
★2日目
□9:30~12:45
◆日経新聞読み合わせ
※4名のグループになり日経新聞の内容に対しての意見交換、毎日行います。(※新聞費は自腹です。)
◆挨拶練習
◆前日の気づきを発表
◆プレゼントレーニング
◆仕事について考える①
・「仕事をするとは?」
・社会人としての心構え
□13:30~17:00
◆各職種に関する説明
◆営業職のやりがい
※ジェイックは、営業職の求人割合が多いため
・営業とはどういう仕事なのか
・営業職のやりがい
・成功する人・しない人の特徴
□17:00~
◆振り返り日報の作成
◆進路面談
★2日目の宿題
・履歴書の下書き
・履歴書用の写真の用意
・飛び込み営業用のトークを考える
・読本を読む
★3日目
□9:30~12:45
◆日経新聞読み合わせ
◆挨拶練習
◆前日の気づきを発表
◆プレゼントレーニング
◆面接に備える
・企業が面接で見ているポイント
・企業が採用をする理由
・求められる人物像
□13:30~17:00
◆飛び込み営業のロールプレイング
・グループワークでひたすら飛び込み営業の練習をします。
・1グループ4名でルートの確認
□13:30~17:00
◆飛び込み営業に向けて
・注意事項を共有
□17:00~
◆振り返り日報の作成
◆飛び込み営業をするエリアの下見
★3日目の宿題
・履歴書の清書
・飛び込み営業準備
・進路面談シートの作成
★4日目・5日目
□9:30~12:45
◆日経新聞読み合わせ
◆飛び込み実習の準備
◆飛び込み営業実習
※10:00~15:00
□15:00~17:00
◆飛び込み営業実習の振り返り
□17:00~
◆振り返り日報の作成
★4日目・5日目の宿題
・履歴書の清書版の完成
★6日目
□9:30~12:45
◆日経新聞読み合わせ
◆営業の種類について
・営業職の種類を知り、理解を深める
・営業職の将来性
◆企業の選び方
・良い企業と出会う方法
・各業界の説明
□13:30~17:00
◆面接ロープレ
※研修生同士で面接の予行練習&直すべき点を言い合います。
□17:00~
◆振り返り日報の作成
◆進路面談
★6日目の宿題
・集団面接に向けての準備
・企業への質問作成
・企業からの質問に備える等
★7日目
□9:30~12:45
◆日経新聞読み合わせ
◆挨拶練習
◆前日の気づきを発表
◆企業紹介
∟面接会参加企業がここで分かります。
□13:30~17:00
◆自己分析
・自己分析を元に面接の受け答えを考える
◆面接ロープレ
□17:00~
◆修了式
★7日目の宿題
・集団面接に向けての準備
・企業研究
・企業からの質問に備える
・企業への質問を作る
現在は、7日間→5日間に期間が短縮されたので、多少内容は異なるかも知れません。
ただ、毎日行われる日経新聞の読み合わせ(気になったニュースをグループワークで発表する)やビジネスマナー講習、面接のロールプレイング、飛び込み営業といった点は、期間が変わっても実施されています。
むしろ、期間が短縮された事で、より”詰め込み教育”になっているかと思うので、研修の大変さで言ったら、現在の5日間の研修の方が過酷かも知れません。
研修で辛かった点
上述の通り、就職カレッジに参加をすると、朝から晩まで就活に関する勉強をしなければなりません。
ですので、その期間中はバイトも出来ません。家に帰っても課せられた宿題をしないとなので、この5日間はプライベートの時間は皆無となります。
それだけでも辛かったのですが、個人的には研修の雰囲気がもっとも辛かった点です。
イメージとしては、強豪校の運動部のような雰囲気です。
◆研修中の私語厳禁
◆講義中は常に姿勢正しく着席していないといけない
※肘をついたりだれた座り方をしていたら即叱責
◆研修部屋への入退室時は大声での挨拶必須
※挨拶を忘れると即叱責
◆事あるごとに全員の前での発表がある
※自己紹介、面接会への抱負、志望動機の発表など
◆講師の方=出来る人と出来ない人への対応に差がある
”刑務所みたいだな…”とまじで思いましたし、面接のロールプレイングや名刺交換のデモンストレーションなどで上手に出来ないと、すぐに叱責を受けるので精神的にかなりきつかったです。
スパルタ教育を地で行くような雰囲気なのです。
また、講師の方=出来る人に対しては、親身になって相談に乗っていたのに対して、出来ない(面接会で内定を取る見込みがない)人に対しては、あからさまに適当な対応をしていたので、一度講師の方に見込みがないと判断されると非常に辛い5日間となります。
飛び込み営業=地獄
また、飛び込み営業も地獄そのものでした。
私の時は、2日間で「100件の飛び込み営業の実施+10枚の名刺交換の実施+冊子を1つ販売」というノルマが課せられました。
ただ、アポイントもなしに企業やお店に飛び込むので、高確率で怒鳴られます。快く話を聞いてくれる所の方が少なかったです。
私自身、「いきなり来るとか非常識だろ」、「どこの会社だよ、クレーム入れてやる」といった事を散々言われましたし、”こんな冊子が1,000円とか詐欺だろ”と詰め寄られもしました。
※パンフレットレベルの冊子なので、まじで詐欺と言われてもしょうがないレベルです…
なんでこんな事してんだろう…と何度も感じましたし、あまりの辛さに泣き出す子もいました。
この飛び込み営業は、まさにスパルタそのものでした。
ただ、今は飛び込み営業から街頭アンケート調査に変更になったという噂もあるので、飛び込み営業を回避出来る可能性はあります。
とはいえ、いずれにせよ、”知らない人に対していきなり声を掛ける”という点は変わらないので、怒鳴られるのは必須です。
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■まとめ
就職カレッジの研修内容について書いていきました。
上でも書いたように、就職カレッジ=超スパルタです。
それにも関わらず、学べる内容=他の就職支援よりも秀でているという事もありません。
唯一良い点を挙げるとすれば、”似た経歴の同世代と知り合える”という点くらいです。
その他の点(研修の過酷さ、就職先の質、研修の内容)に関しては、良い所は何一つないのが就職カレッジです。
事実、地獄の飛び込み営業をやり抜いたにも関わらず、私を含めて研修の同期18名がブラック企業に入社をさせられたからです。※2年以内の退職を余儀なくされた。
そのため、就職カレッジに参加をしたところで、無駄に疲れるだけです。
研修でメンタルをボロボロにされて、就職も失敗する可能性が高いので、個人的には、フリーターから就職を考えている方=就職カレッジへの参加は辞めとくべきと言いたいです。
下記記事では、実際にジェイックから紹介されたIT企業の労働環境を詳しく書いています。
”超ブラックじゃん”と絶対に感じると思うので、是非目を通してみてください。それからジェイックに参加するかどうかを決めて欲しいです。