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フリーターから正社員への就職を検討している方の中には、”書類選考なしで即面接が出来る”という謳い文句に魅力を感じて、JAIC(ジェイック)への相談を考えている方もいるかと思います。
しかしながら、集団面接会に参加をするためには、"通らなければならない道"である、就職カレッジ”に関して、「実際どうなの?」、「スパルタだって噂を聞くけど内容を知りたい」といったように、就職カレッジで行う研修内容が気になる/研修の雰囲気が知りたいという方もいるのではないでしょうか。
ただ、実際にジェイックの就職カレッジに参加⇒就職をした身としては、体育会系の雰囲気に体育会系の雰囲気に慣れていない方の場合、就職カレッジ=過酷/スパルタだと感じるかと思いますし、10日間の研修を受ける価値はなかったと断言出来ます。そう言える理由をこの記事では紹介していきます。
※実際にジェイックの就職カレッジに参加をして感じたダメな点はこちらに書いています↓
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目次
■就職カレッジの内容
実際に参加をした時の研修内容
おそらく、就職カレッジに参加を考えている方がもっとも気になるのは、「就職までの流れ」、「研修の内容」の2点だと思います。
何を教わる事が出来るのか、どういった事を行うのかを把握しない限り、「自分に向いているのか」、「自分でも研修を修了する事が出来るのか」を計る事は難しいはずです。そこで、私が参加をした時のカレッジのスケジュール(10日間全日程)を下記にまとめました。ジェイックに興味がある方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
※就職カレッジ参加初日に、下記のスケジュール表が配られ、その内容通りに進んでいきます。
★就職カレッジの研修内容★
★1日目
□9:00~12:45
◆オリエンテーション
・スケジュール・運営のルール説明
・就職カレッジの目的とゴールの説明
・就職カレッジの4つの基本説明
・自己紹介※全受講生の前に立って、5分間の自己紹介
□13:30~17:00
◆ビジュアルチェック
・社会人としての正しい身だしなみの説明&確認
◆目的、目標について考える
・カレッジに来た目的を考える
◆報連相の説明
◆履歴書の書き方について
◆振り返り日報の作成について
□17:00~
◆振り返り日報の作成
★1日目の宿題
・カレッジの目標を決める
・履歴書の下書き作成
・ジェイックから配られた読本を読む
★2日目
□9:00~12:45
◆日経新聞読み合わせ
※4名のグループになり日経新聞の内容に対しての意見交換、毎日行います。(※新聞費は自腹です。)
◆挨拶練習
◆前日の気づきを発表
◆プレゼントレーニング
◆仕事について考える①
・「仕事をするとは?」
・社会人としての心構え
□13:30~17:00
◆各職種に関する説明
◆営業職のやりがい
※ジェイックは、営業職の求人割合が多いため
・営業とはどういう仕事なのか
・営業職のやりがい
・成功する人・しない人の特徴
□17:00~
◆振り返り日報の作成
◆進路面談
★2日目の宿題
・履歴書の下書き
・履歴書用の写真の用意
・飛び込み営業用のトークを考える
・読本を読む
★3日目
□9:00~12:45
◆日経新聞読み合わせ
◆挨拶練習
◆前日の気づきを発表
◆プレゼントレーニング
◆面接に備える
・企業が面接で見ているポイント
・企業が採用をする理由
・求められる人物像
□13:30~17:00
◆飛び込み営業のロールプレイング
・グループワークでひたすら飛び込み営業の練習をします。
・1グループ4名でルートの確認
□13:30~17:00
◆飛び込み営業に向けて
・注意事項を共有
□17:00~
◆振り返り日報の作成
◆飛び込み営業をするエリアの下見
★3日目の宿題
・履歴書の清書
・飛び込み営業準備
・進路面談シートの作成
★4日目・5日目
□9:00~12:45
◆日経新聞読み合わせ
◆飛び込み実習の準備
◆飛び込み営業実習
※10:00~15:00
□15:00~17:00
◆飛び込み営業実習の振り返り
□17:00~
◆振り返り日報の作成
★4日目・5日目の宿題
・履歴書の清書版の完成
★6日目
□9:00~12:45
◆日経新聞読み合わせ
◆営業の種類について
・営業職の種類を知り、理解を深める
・営業職の将来性
◆企業の選び方
・良い企業と出会う方法
・各業界の説明
□13:30~17:00
◆面接ロープレ
※研修生同士で面接の予行練習&直すべき点を言い合います。
□17:00~
◆振り返り日報の作成
◆進路面談
★6日目の宿題
・集団面接に向けての準備
・企業への質問作成
・企業からの質問に備える等
★7日目
□9:00~12:45
◆日経新聞読み合わせ
◆挨拶練習
◆前日の気づきを発表
◆企業紹介
∟面接会参加企業がここで分かります。
□13:30~17:00
◆自己分析
・自己分析を元に面接の受け答えを考える
◆面接ロープレ
□17:00~
◆修了式
★7日目の宿題
・集団面接に向けての準備
・企業研究
・企業からの質問に備える
・企業への質問を作る
★8日目・9日目
□9:00~17:00
◆集団面接本番
□18:00
◆アンケート入力
★10日目
□12:45~17:00
◆個別面接についての説明
・個別面談の注意事項
・内定獲得のポイント
上記のような流れで10日間進行していきます。基本的には、ほとんどのカリキュラムがグループワークで進んでいくため、自分のペースで就活を進めていきたいという方の場合、大きなストレスを感じるかと思います。
飛びこみ営業の過酷さ
そして、就職カレッジの最後の研修内容として、飛び込み営業(※今は街頭アンケート調査に変更)があります。この研修こそが、ジェイック=スパルタだと言われる所以です。
「飛び込み営業が無くなった分、そこまで過酷ではなくなったのでは?」と一見すると感じるかも知れませんが、企業や街行く人に声をかけてアンケートを取る=アポイントもなしに突然声掛けを行うという事ですので、本質的な部分は飛び込み営業と全く変わりがありません。
そのため、たとえ行う内容が変わったとしても、過酷さは変わらないかと思います。飛び込み営業の代わりに行われているアンケート調査に関してはこちらに書いています↓
遅刻や欠席をするとどうなる?
ジェイックの就職カレッジへの参加を検討している方の中には、「遅刻や欠席をした場合、どうなるの?」と疑問を感じている方もいるかと思います。上述したように、カレッジ中は、辛い思いをする事もあります。そのため、「今日は休みたい...」と感じる瞬間が、訪れる事もあると言えます。
しかしながら、就職カレッジは、原則、病気やけがによる欠席は認められておらず、体調不良の欠席⇒たとえ途中までカレッジの日程を消化している場合であっても、退学、次回のカレッジに一から参加をさせられます。また、ジェイックには、イエローカード制度が設けられており、遅刻に関しては、イエローカードによる警告が課せられます。※場合によっては、即退学もあります。
※カレッジ初日に配られた資料にルールが書いています。そして、このルールに基づき、欠席や退学の判断がされます。
私が参加をしていた時にも、態度が悪い+正社員としての髪型にそぐわないという理由で、退学を命じられた方が2名ほどいましたし、私自身、ネームプレート(カレッジ中はに胸ポケの位置に付けなくてはならない)を一度だけ忘れてしまい、イエローカードを提示されました。また、毎朝カレッジの教室に入る際に、大きな声で「おはようございます」と言わないと、イエローカードを提示されます。
そのため、人によっては、ジェイック=制約が多くてめんどくさい…と感じるかと思います。
実際に参加をした感想
実際に10日間ほどの研修を参加した身としては、体育会系の雰囲気になれていないという方の場合、途中で挫折する可能性は高いと言えますし、ある程度、精神的なストレスを感じる事を許容しないと、研修の最後まで走り切れないかと思います。
というのも、私自身、飛び込み営業を実践した企業先で、「忙しい時に来るな」、「アポイントもなしに訪問して非常識だ」といったように、激怒される事が多々ありました。それもそのはず、企業側からしてみたら、忙しい勤務中ですし、アポイントもなしに来た"非常識"な来訪者の対応をしてみたら、よく分からない小冊子を1,000円で買ってくれと言われるのですから、こちらが怒られるのは当然です。中には飛び込み営業の辛さから、泣き出す受講生の方もいたので、「そこまでして飛び込み営業をやる意味があるのかな」という気持ちしかありませんでした。
今はアンケート調査に変わったとは言え、街行く人に「アンケートにご協力して頂けませんか?」と、突然声を掛けていくため、飛び込み営業と同様に、「忙しいのに邪魔だ」と激怒される事はあるかと思います。もしも、自分が忙しなく歩いている時に、アンケート調査の名目で声を掛けられたら、迷惑以外の何物でもないはずです。ですので、過剰なまでに精神的なストレスを感じる事になるはずです。
また、就職カレッジの研修中は、講師の方が「今のままでは”まとも”な社会人になれない」、「お前らはこれまでサボって生きてきた分を頑張らなければならない」といったように、”発破をかける”物言いが多いので、毎日朝から晩まで拘束される身体的な疲れも相まって、毎日キツイな...と感じていました。そのため、ネットで言われているように、ジェイックの就職カレッジ=”スパルタ”色強めな研修という意見は、真実であり、大抵の方が、辛いと感じる研修だと言えます。
就活に利用する価値はある?
ただ、いくら体育会系/スパルタであっても、”就活に効果的であれば利用したい”と感じている方もいるはずです。しかしながら、ジェイックの就職カレッジ=過酷さとメリットが釣り合っていないとしか言いようがありません。その理由としては、前の記事にも記載しましたが、端的に言うと、面接会に参加をする企業にろくな企業がない(※私と一緒にカレッジに参加をした同期18/23名が2年未満で退職を強いられています。)ためです。
事実、私がジェイック経由で入社した会社(五反田のシステム会社)は、サービス残業+休日出勤当たり前、タイムカードすらない社員10名未満の会社でした。
※面接会に参加をした企業の特徴に関してはこちら↓
そのため、10日間苦しい思いをしてまで、研修を耐え抜いたにも関わらず、就職出来る会社の程度が知れているのが、ジェイックの現状なのです。
それに加えて、就業後に必要なビジネスマナー講習、正社員としての心構え/7つの習慣、面接対策、応募書類の作成、添削方法といった研修の内容に関しても、”ジェイックでしか学べない”という事もなく、既卒フリーター・第二新卒向けの就職支援で、同様の内容を学ぶ事が出来ます。ですので、ジェイックにこだわって就職をするメリットは、実際の所あまりないのです
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ジェイック向かないかも...という方向けの就職支援
個別サポート型の就職支援
ジェイック就職カレッジの研修内容を書いていきましたが、『私には向いていないかも...』と感じた方も多いかと思います。そういった方の場合、ジェイックのように研修ベースでサポートを行っていく就職支援ではなく、求職者一人一人にサポートを行う就職支援に相談をするのが吉です。
個別サポート型の就職支援の場合、専任で付いてくれるアドバイザーの方とのマンツーマンの相談ベースで進んでいきますので、精神的にストレスになるような事をさせられる事も無ければ、自分の提示した条件を元に就活が出来るため、良いなと思える就職先に絞って就活が可能です。
中でも、『エージェントNeo』の場合、5,000件以上の保有求人の中から、希望条件に合致した求人を紹介して貰えるため、就業後のミスマッチを防ぐ事が出来ます。
私自身、ジェイックで就職を失敗(※18ヵ月ほどで早期退職)した後に、エージェントNeoにお世話になりましたが、大学1留+早期退職歴のある”最悪”に近い経歴であっても、経歴に対して馬鹿にしてくるような事はありませんでしたし、ヒアリングの時に話した内容通りの求人を6件ほど紹介して貰えたので、利用して良かったです。※1ヵ月ほどで大手町のシステム会社(※現職場)に就職出来ました。
◆自分の希望条件をベースに就活が出来る
◆マンツーマンでのサポートのため、就活の不安点が無くなるまで、とことん相談出来る
◆希望すれば、ビジネスマナー研修を受ける事が出来る
◆グループワークや研修等がない
※面接対策として、担当アドバイザーとの面接ロープレはあります。
上記のような利点が、個別サポート型の就職支援にはあります。
総括
実際に参加をした時の研修内容、感想等を書きましたが、ジェイック=スパルタ・昭和テイストな研修をするという色が強いのは否めません。そのため必要以上に、メンタルを痛めつけられる事になる可能性が極めて高いですし、就職後にも「こんな企業に入らなければ良かった...」と嘆く事確率も高いです。
そのため、個人的には、求職者に寄り添う就職支援の方が、確実に良い職場を引き当てる事が出来ると言えますし、もしも、既卒フリーターとしての最初の就活に時を戻せるのであれば、ジェイックは絶対に選ばないです。ですので、就職を考えるフリーターの方で、働きやすい職場に就職をしたいのであれば、今一度利用する就職支援を検討し直すべきだと言えます。
というのも、フリーターからの就職が失敗した場合、今以上に再就職をするのが難しいのが現状だからです。私は運よくスムーズに再就職が出来ましたが、再就職出来ずに30代になってもアルバイト生活という方も現実的にはいるため、今回の就職は確実に成功させておく必要があるのです。
そして、エージェントNeoのような、個別でサポートをしてくれる就職支援に相談をした方が、自分の希望に沿って就活が出来る+求人情報の説明や就活のアドバイスを納得いくまでして貰えるので、就職の成功率を上げる事が出来ると言えます。
■エージェントNeoの公式サイトはこちら↓
既卒・フリーターでも就職できる!【第二新卒エージェントneo】