最新記事 by T.T (全て見る)
- 【地方民は注意】ウズキャリ既卒=地方就活には不向きと言える理由 - 2022年5月1日
- 【就職できます】30代職歴なしフリーター=手遅れは嘘!優良企業を狙える就活方法 - 2022年4月30日
- 【利用経験あり】実際にウズキャリ既卒で紹介された職種まとめ!ITばかりは本当⁉︎【就職先】 - 2022年4月23日
フリーターから正社員への就職を検討している方の中には、「JAIC(ジェイック)」を通じての就活を考えている方もいるのではないでしょうか。
ご存知の通り、ジェイックを通じての就活は、10日間の研修に参加→集団面接会によって就職先を決めていきます。
ですので、フリーターという経歴では突破が難しい書類選考を飛ばして、面接が受けられるのです。
そこに魅力を感じた方も多いと思います。
とはいえ気になるのが「集団面接会=強制参加なのかどうか」という点なはずです。
集団面接会の参加企業=ジェイック側が用意するため、あなたの希望条件が反映される事はありません。
つまり、全く興味のない業種の企業しか参加しない場合も大いにあり得るのです。
そうなってしまっては、集団面接会に参加をする意味はありません。
妥協して就職したところで、正社員にはなれるものの長続きはしないからです。
そこで今記事では、
上記について、実際にジェイックを利用した経験のある私の体験談を交えて書いていきます。
スポンサードサーチ
集団面接会の参加について
辞退は可能?
結論から言いますと、集団面接会=強制参加ではありません。
担当の講師に参加しない旨を伝える事で、集団面接会への参加を辞退可能です。
そのため、集団面接会に参加する企業が知らされたうえで、参加するかしないかを判断する事は出来ます。
実際に私がジェイックの研修に参加をしていた時も、1人だけ集団面接会への参加を見送った人がいます。
辞退=超めんどくさい
上で書いたように、集団面接会への参加は強制ではありません。
担当講師に辞退したいと伝える事で、集団面接会を回避出来ます。
ただ、辞退を告げる際に、しつこく説得されます。
そのため、超めんどくさいです。
私が参加をしていた時に辞退を告げた子も、後で話を聞いたら、「1時間ほど集団面接会に参加するよう説得された」と言っていました。
また、頑なに参加を拒んだ結果、「せっかく正社員になれるチャンスが目の前にあるのに、また逃げるのか」、「だからお前はダメ人間なんだ」と人格攻撃されたそうです。
このように、辞退を告げた場合、”一悶着ある”のです。
なおかつ、ジェイックの研修生たちも、きつい研修によって「絶対に正社員になってやる!」という思考に陥っているので、集団面接会に参加しない人に対して、「みんなやる気になってんのに水をさすな」、「何のために研修に来たのw」と陰口のオンパレードでした。
ですので、”気分良くは辞退出来ない”というのは頭に入れておく必要があります。
集団面接会に参加する価値はある?
ジェイックに興味を持っている方であれば、「集団面接会=書類選考なしに複数社と一気に面接が出来てメリットしかない」と感じているかと思います。
そして、”辞退する意味がわからない”とも思っているはずです。
ただ、実際にジェイックを通じて就職をした私としては、「あの時辞退したあの子が正解だった」と感じています。
というのも、私自身、労働環境がやばい企業に就職させられましたし、集団面接会に来た企業の質が軒並みひどかったためです。
一例として私がジェイックから就職した企業の労働環境を書きます。
このレベルの企業ばかりが参加をするのです。
■ジェイックから就職した企業の詳細
◆隔週二日休み
※完全週休2日制と求人には記載
◆社員が10名以下で常に人手不足
◆休日出勤常態化
◆新人研修無し+指導してくれる先輩もいない
※人手不足もあり、忙しくて誰も仕事を教えてくれませんでした。
◆30件近い顧客を2名で客先対応、エラー対応、それに営業活動も課せられた
◆毎月100h〜150hほどの残業
※サービス残業
◆手取り17万3,000円+年2回のボーナスが0円と5万円
確かに、20社ほどと一気に面接が受けられるのはメリットです。
ただ、ブラック企業が一堂に介する集団面接会であれば、話は別です。
実際に参加をしてみると分かりますが、ジェイックの集団面接会に参加する価値はありません。
就職は出来るけど、働きやすい職場には就職出来ません。
スポンサードサーチ
■まとめ
ジェイックの集団面接会の参加について書いていきました。
ジェイックは企業に人を紹介すればするほど、企業側からインセンティブが貰えるので、是が非でも集団面接会に参加をさせたがります。
ただ、上で書いたように、そこはブラック企業の”見本市状態”です。
そして、辞退したら辞退したで、10日間の研修が丸々無駄になってしまいます。
というのも、集団面接会に来る企業がアナウンスされるのは面接会の2日前なので、早いタイミングでジェイックを抜けるというのが出来ないためです。
このように、集団面接会に参加するも地獄、参加しないも地獄なのがジェイックなのです。
正直、集団面接会の企業のレベルを知っていれば、ジェイックを通じて就活はしなかったです。
履歴書の作成や面接対策といった各種サポート、ビジネスマナー研修であれば、他の就職支援でも受ける事が出来ますし、個別サポート型の就職支援の方が、担当アドバイザーと一対一でのサポートな分、自分の希望や不安に寄り添ってくれるからです。
事実、ジェイックから紹介された企業を短期離職した後に、【第二新卒エージェントneo】という個別サポート型の就職支援に相談しましたが、サポートの手厚さ、紹介企業の質、労働環境に関する説明の具体性、どれを取ってもジェイック以上でした。
フリーターからの就職を検討しているのであれば、ジェイックよりも相談をする価値はあるはずです。
結局のところ、働きやすい職場、労働環境・待遇に納得のいく職場に就職しない事には、私のように就活を仕切り直す羽目になります。
そのため、自分の希望が反映される就活サポートを受けるのが吉です。