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JAIC(ジェイック)に魅力を感じた方の中には、「書類選考なし・即複数社と面接」という文言に惹かれたという方も多いのではないでしょうか。
フリーターからの就活の場合、書類選考は鬼門です。人よりも経歴が悪い分、書類選考の通過率は非常に悪いです。
そんな書類選考をすっ飛ばして面接が出来るのは、「めっちゃ良いじゃん!」と感じる気持ちも分かります。
私自身、そこに魅力を感じてジェイックを利用しました。
「めんどくさい就活を省略出来る…!」と思って利用し始めたのですが、蓋を開けてみたら、”即面接”というのは嘘でした。
というのも、ジェイック=就活カレッジという10日間の研修を受けなければ、複数社が参加をする集団面接会に参加が出来ないのです。
そのため、「相談したら次の日には面接が出来る」というイメージを持っている方は、「うわ…騙された」と感じるはずです。
中には、「それでもたったの10日間研修に参加すれば良いんでしょ!」、「普通の就活よりもだいぶ楽じゃん」と思うかも知れません。
ただ、就職カレッジの10日間を侮ってはいけません。
そう言える理由としては、「ジェイックの就職カレッジ=バックレ者が続出するほど過酷」だからです。
※私は就職カレッジ(※旧:営業カレッジ)を何とか修了して卒業証書をもらいましたが、まあ辛かったです…笑
今記事では、
上記について、私の体験談を交えて書いていきます。
「ジェイックってどうなの…」という方は、是非とも一読してみてください。
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ジェイック=バックレ者が多い理由
THE・体育会系
就活カレッジの雰囲気は、もろに体育会系です。
例えば、研修ルームに入室する際は、大きな声で「おはようございます」と言わなければいけません。
退出の際も、「本日はありがとうございました。失礼致します」と大きな声で言わなければなりません。
これが出来なければ、「挨拶は社会人の基本中の基本なのにそれも出来ないのか」といった感じで、講師の方にめちゃくちゃ怒られます。
その他にも、
・講師が話している時は、姿勢良く着席していないと懲罰
・講師の呼びかけには、大きな声で「はい」と返事をしなければ懲罰
・服装と髪型の規定が厳しい
※初日にチェックされます。二日目以降、直っていなければ懲罰
・自己紹介や自己PRなどは全員の前で発表
このように、強豪校の部活動のような雰囲気なのです。
つまり、体育会系のノリに慣れている、体育会系出身だという方以外は、非常に辛い10日間となるのです。
そのうえ、研修の内容に、街頭アンケート調査が含まれています。
神保町・新宿など、ジェイックのオフィスがある町の駅前で、街頭アンケートをしなければいけません。
※私の時は、新宿で飛び込み営業100件でした。
そのため、私が参加していた就職カレッジの時も、初日と2日目でバックレ者を4名出しました。
引き留めが面倒
また、ジェイック=途中で辞めますと言うと、めちゃくちゃ引き留められます。
私が参加をした時も、研修修了2日前に、集団面接会は辞退しようとした人がいました。
ただ、後から聞いたところ、面接会に参加するよう2時間も諭されたそうです。
結果的に、埒があかないと言って翌日にバックれていました。
このように、途中で「何か違うな…」と感じても、一筋縄では研修を抜けることが出来ないのです。
その理由としては、ジェイックが受け取る人材紹介料にあります。
集団面接会で企業に人材を紹介するごとに、企業側からお金を貰えるので、ジェイック側としては、1人でも多く集団面接会に参加させたいのです。
それゆえに、長時間の引き留めを行うのです。
つまり、ジェイックに嫌気がさした場合、バックれるしか方法がないのです。
辞めたいと話したところで、有耶無耶にされるだけです。
企業の質に問題あり
ご存知の通り、ジェイック=集団面接会によって、就職先を決めます。
とはいえ、そこに参加をする企業のレベルが総じて低いのです。
別記事に、実際に私が入社した企業の労働環境を書いていますが、ビビるくらいのブラック企業です。笑
【体験談】JAIC(ジェイック)就職カレッジからブラック企業に入社した話
参加企業を知らされるのが、本番の二日前なのですが、”頭の良い人”は、そこで「あっ…」と気付きます。
私は気付けずに就職が失敗しましたが…。
上記で書いた人も、恐らく企業の質を見て、ここで就活をするのは止めよう…と決意したのだと思います。
ネット上を見てみても、「研修を頑張ってきたのに集団面接会の企業がクソすぎて行くのを辞めた」と口コミしている方がいる通り、企業の質が低いのも、バックレ者が多い理由と言えます。
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■まとめ
書類選考なし・即面接と聞くと、「楽に就活を終えられそう」と魅力に感じる気持ちも分かります。
冒頭でも書いた通り、私もそこに魅力を感じて、ジェイックを利用しました。
ただ、世の中にはそんな甘い話はありません。
蓋を開けてみたら、過酷な研修が待ち受けていたのです。
なおかつ、就職出来る企業のレベルも、社員数10人以下の零細企業もしくは、社員数30名未満の中小企業です。
つまり、「過酷な研修を受ける必要がある+就職が失敗する可能性が高い」というのが、ジェイックの内情なのです。
そのため、フリーターから正社員への就職を検討しているのであれば、私みたいにブラック企業でこき使われて、1年半で退職するようなクズになりたくなければ、ジェイックを頼るのではなく、もっと就職実績のある他の就職支援を頼った方が絶対に良いです。
例えば、【第二新卒エージェントneo】は、ブラック企業を排除した求人紹介を徹底していますし、アドバイザーとのマンツーマンでのサポートとなるので、より就活の不安、希望条件にコミットしたサポートをしてくれます。
※私もジェイックの就職が失敗した後に、エージェントNeoにお世話になりました。