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フリーターから正社員への就職を検討している方の中には、「楽に就活を終わらせたい」、「就活が不安」といた気持ちを抱えている方も多いかと思います。
そして、就活の負担を減らすためにも「JAIC(ジェイック)」の利用を考えている方もいるのではないでしょうか。
それもそのはず、ジェイックを利用する事で、書類選考免除で複数社と面接をする事が出来ます。
フリーターにとって最初の鬼門となる書類選考を飛ばす事が出来る点、複数社と一気に面接が出来る点、面接対策を受けられる点などは、就活の経験が少ない方にとっては、魅力的に映るかと思います。
とはいえ、ジェイックを利用しようと思っている方の中には、ジェイックについて調べようとした際に出てくる、「マッチング」という予測変換が気になるという方もいるはずです。
これは、ジェイックを利用した際の就職先の決め方の事を指します。
今記事では、
◆マッチング制度について
◆マッチング制度のデメリット
上記について、実際にジェイックを通じて就職をした体験談を交えつつ書いていきます。
※実際にジェイックの研修を修了した際に渡された賞状の写真を載せておきます。
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■マッチング制度について
マッチング制度=集団面接会で用いられる
ご存知の方もいるとは思いますが、ジェイックでの就活=集団面接会によって、就職先を決めていくスタイルです。
そして、集団面接会の時にマッチング制度は用いられます。
集団面接会には約20社ほどの企業が参加をします。
参加者は集団面接会で来社企業と話してみて、「就職したい!」と思った企業5社に○をつけて、ジェイック側に提出します。
その際、企業側もまた、面接をした方の中で「是非ともうちに入れたい」と思った方に○、「この人はちょっと」という方に×をつけてジェイックに提出します。
そして、企業側、面接参加者の両者が○だった場合、2次面接(個人面接)にコマを進める事が出来るのです。
イメージとしては、婚活パーティーのような感じです。この事をマッチング制度と呼んでいるのです。
マッチング制度のデメリット
マッチング制度最大のデメリットは、なんと言っても『就職先の選択肢が狭まる』点にあります。
20社ほどと面接が出来たにも関わらず、結局のところ、最大5社しか2次面接に進む事が出来ません。
中には、2社としかマッチングしなかった、1社もマッチングしなかったという方も出てきます。
実際に私が参加をした時も、1社としかマッチング出来ず、結局内定が貰えなかったという子もいました。
これは、他の就職支援を用いた場合、あり得ない事です。
例えば、個別でサポートをしてくれる就職支援の場合、内定が出るまで企業紹介を行ってくれます。
たとえ今回の面接で結果が出なかったとしても、仕切り直して企業紹介を行ってくれますし、何社でも面接を受ける事が出来ます。
要するに、内定が出るまで支援をしてくれるのです。
ただ、ジェイックに関しては、集団面接会の一発勝負です。
そこで結果が出せなければ、それまでの研修期間が無駄となってしまいます。
また、その日数十分間やり取りした感覚だけで、就職したいと思う企業5社を選ばなければなりません。
それは就職失敗を招く可能性を高めてしまうものです。
後述しますが、私自身ジェイック経由での就職は失敗した身です。
ジェイック経由で就職をした感想
先ほども書いた通り、ジェイック経由での就職が失敗に終わったのが私です。
感想としては、「ジェイックではなく他の就職支援に相談しておけばよかった」と心から思いました。
別記事に書いていますが、「毎日終電近くまでサービス残業」、「完全週給2日と書かれていたのに隔週に必ず休日出勤あり」、「在籍1年半で12名が退職※社員数常時10名以下」といったような職場に就職をしてしまい、結果として早期退職を余儀なくされたためです。
私の場合、マッチングした5社のうち、土日休みの企業が2社しかなく、片方は内定が貰えず、ここからは内定が貰えたので、「土日休みは絶対条件だからここにするか」と安易な気持ちで入社をしてしまったのが仇となりました。
とはいえ、私と同時期にジェイックの研修に参加をしていた方の中で、23名中18名が2年未満でジェイック経由で就職した職場を辞めているので、全体的にジェイックの紹介企業の質が悪いと言えます。
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■まとめ
ジェイックのマッチング制度について書いていきました。
確かに、集団面接会によって、一挙に面接が受けられるのは魅力的な点です。
とはいえ、マッチング制度によって紹介企業の数に制限がかかる&全体的に参加企業の質が悪いため、ジェイックを通じての就活は、あまりおすすめ出来ないのが実情です。
下記記事では、実際に私が参加をした時の集団面接会の参加企業について書いてます。
実際に面接会にどういった業種、規模の企業が参加をしていたのかを見て、就活に利用するかを判断してみてください。