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今の職場に不満を感じている方の中には、「第二新卒枠でベンチャー企業への転職」を考えている方もいるのではないでしょうか。
とはいえ気になるのが「ベンチャー企業への転職=就職後にうまくやっていけるのか」という点なはずです。
それもそのはず、今回の転職が失敗したとなれば、短期間で2度転職をした事となります。当然、次の転職活動に響きますし、最悪の場合、リカバリーが効かなくなります。
(※今いる職場よりもレベルの低い職場にしか転職出来なくなる)
ですので、就職後にうまくやっていけるのかが気になるの当然です。
ただ、結論から言いますと、第二新卒でのベンチャー転職=やめとけと言いたいです。
すぐ辞める可能性が極めて高く、今後のキャリア形成に暗い影を落とす事になりかねないからです。
今記事では、
上記について書いていきます。
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第二新卒でのベンチャー転職=うまくいかないと言える理由
今の職場以上の激務
ベンチャー企業の自由な社風に惹かれる気持ちも分かります。
とはいえ、ベンチャー企業=実績を残す・結果が出るまでは地獄です。
0時を超える残業は当たり前、休日出勤も何度も発生するところがほとんどです。
それでいて、給与も安いです。結果が出るまでそのような働き方を何年も繰り返す事となります。
※第二新卒の若手社員の場合、月100hの残業で手取り18万円も大いにあり得る数字です。
あなたが憧れているベンチャー企業=既に成功を納めたベンチャー界のトップオブトップの企業です。
ただ、そういった企業は一握りであり、現実はベンチャー企業と名乗っているだけの零細企業が大半です。
何年も結果が出ていないにも関わらず、若手人材の興味を惹くために”ベンチャー”と名乗っているだけの企業ばかりなのです。
そういった”エセ”ベンチャー企業に転職をしてしまうと、先ほど書いたような激務+安月給に見舞われてしまうのです。
おそらくすぐ辞める事となります。
数年後に倒産の恐れあり
中小企業庁が公表したデータによると、ベンチャー企業=創業から5年後の生存率はたったの15%しかないとの事です。
そして、10年後=6,3%、20年後に至ってはたったの0.3%しか残っていないのです。
中小企業庁が公表しているデータでは、創業した中小企業が5年後に残っている生存率は約40%とされていますが、ベンチャー企業になればさらに厳しくなります。
ベンチャー企業の創業から5年後の生存率は15%、10年後6.3%、20年後はたったの0.3%です。
20年後の生存率は1%にも満たず、ベンチャー企業が置かれている世界がいかに厳しいものかをあらわしています。
このように、たとえ転職したとしても将来が安泰ではないのがベンチャー企業なのです。
転職後3年以内の倒産も大いにありえます。
業績が伸びれば大きく収入アップ、業績が伸びなければ死というのが、ベンチャー企業への転職の実態なのです。
仮に不安に感じてるのであれば、ベンチャー企業ではなく10年以上存続しているような優良企業への転職を視野に入れるべきです。
働き方の違いについていけない
ベンチャー企業の場合、転職後すぐに1人で仕事をこなす事が求められます。
企業側も即戦力前提での採用となるうえ、つきっきりで仕事を教えるほど暇ではありません。
そのため、「自ら仕事を取ってくる」「自ら戦略を練って実行する」といった事が求められます。
”今の職場で上司の人がやっているような事もしなければならない”のがベンチャーで働くという事です。
例えば、上からの指示をこなしているだけの働き方しか出来ない、それしかした事がないという場合、ベンチャー企業ではやっていけません。「こいつ使えな…」と思われて切り捨てられます。
そして、社会人経験が乏しく、そういう働き方に慣れた第二新卒の場合、この働き方の違いについていけずにうまくいかないのです。
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■まとめ
第二新卒でのベンチャー転職=うまくいかないからやめとけと言える理由を書いていきました。
「ゆくゆくは起業したい」「〇〇歳までに年収〇〇円に到達する」といった明確な目標がある方であれば、ベンチャー企業へ転職したとしても問題はありません。むしろ、タメになる経験が出来るはずです。
とはいえ、「ベンチャー企業の自由度に憧れた」「ベンチャーってなんとなくかっこいい気がする」といった理由で、ベンチャー転職を考えている場合、あまりの激務に耐えられずにすぐに辞める事になるかと思います。
冒頭でも書いたように、今回の転職が失敗に終わると今後に響きます。
そのため、安易にベンチャー転職をするのではなく、きちんと熟考したうえで転職先は決めるべきです。
ましてや、第二新卒での転職の場合、今いる職場以上の給与水準・労働環境がホワイトな優良企業を狙うのは容易です。
第二新卒者向けの転職支援だって活用出来るので、わざわざ修羅の道であるベンチャーに転職する必要はないのです。
転職支援=保有求人数1,000社以上のところがほとんどです。
就活のプロであるカウンセラーからもアドバイスが貰えるので、1人で考えるよりも最適な選択肢が見えてくるかと思います。二新卒枠での就活を熟知したプロの方からアドバイスを受ける事が出来るため、就職成功に近づくはずです。
下記記事にて、就職エージェントを使う事で解消されるデメリット、利用する価値のあるエージェントについてまとめています。是非参考にしてみて下さい。