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正社員を目指して就活を始めようか考えているフリーターの方の中には、「履歴書を買ってみたものの、自己PR・志望動機が全く思い浮かばない…」、「自分にアピール出来る部分はない…」、「そもそも書き方が全く分からない」といったように、自己PR・志望動機の作成で躓いている方もいるのではないでしょうか。
バイトの面接であれば、自己PRを書く必要はありませんが、正社員としての採用面接の場合、記述した自己PRも内定獲得に大きな影響を及ぼします。
というのも、正社員を目指して求人エントリーをする方は、あなた一人ではありません。そうなった時に、まず最初に面接官はどこを見て判断するのかと言いますと、履歴書に書かれている自己PR・志望動機を見ます。
そして、「この人なら面接をする価値がある」あるいは、「この人は微妙」と判断されるのです。ましてや、フリーターという立場によって他の方よりも、マイナススタートとなるので、自己PR・志望動機といった部分で、挽回しない限り、内定獲得はおろか、面接にすらたどり着く事が出来ません。
そのため、好印象を持たれる自己PR・志望動機を書かなければなりません。
「自分が書いた文章に自信が持てない…」と不安に思う方もいるかも知れませんが、書き方のノウハウを知る事で、自己PRが書けない...という状態を容易に脱却する事が出来るだけでなく、書類選考率を上げる事も容易です。ですので、やみくもに応募書類を作る前に、まずは知識を仕入れる所から始めるのが吉です。
今記事では、実際に就職支援から教わった好印象な自己PRの書き方・ポイントをまとめていますので、「自己PRが書けない」という方は、参考にしてみて下さい。
※実際に就職支援相談時に頂いた資料です。
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目次
■自己PR・志望動機の作り方
文章構成
基本的に、自己PRも志望動機も、「結論」⇒「理由(エピソード)」⇒「就職後の意気込み」という順番で書くのがベストです。この順序で書くことによって、読み手側(※人事担当)が、何を言いたいのかが分かりやすくなるため、印象の良い自己PRとなるのです。
1.「結論」:書き出しは、「私の強みは○○です。」、「私は○○な人間です。」
2.「理由(エピソード)」:強みが分かるエピソードを書く
3.「意気込み」:その強みをどう活かすのか、仕事への意気込みを最後に書き締める
やみくもに文章を書き始めるのではなく、まずは文章の構成を明確にしたうえで、自己PRを作成してみると、「筆が進まない…」という状況から脱却する事が可能です。
自己PRのポイント5選
また、下記のポイントを踏まえて、自己PRを作成する事で、人事担当者からの印象をグッと上げるものが仕上がります。
★自己PRのポイント5選★
①調書・強みは1つに絞り込んでアピールする
⇒例えば、「私の強みは何事にも一生懸命に行動できる積極性です。」と書いた場合、読み手側からしてみれば、あなたの強みは、一生懸命な性格なのか、積極的な性格なのか、イマイチ分かりません。結果的に、書類の段階で落とされる可能性を高めるだけですので、強みは1つに絞りこむのがベストです。
②長所・強みである『○○力』や『○○性』を裏付けるエピソードや客観的な事実を必ず添えて伝える
⇒ 強みを伝える際、それを裏付ける根拠が必要となります。企業側が「そういう行動が出来るという事は、確かにそれが強みだ」とイメージ出来るように、根拠を提示する必要があります。
③エピソード・客観的な事実は、直近の長期的な活動と絡めて主張する
⇒あまりにも過去のエピソードでは、現在の強みとリンクしません。正社員への就職の面接なのに、小学校の頃のエピソードを書いた所で、単なるつまらない昔ばなしです。ですので、なるべく直近の出来事をエピソードにします。また、長期的な活動の方が、しっかりと身についている強みと捉える事が出来ます。
④数字を入れる
⇒数字を入れられるエピソードであれば、数字を入れるのが吉です。そうする事によって、より具体性が増すためです。例えば、「飲食店のアルバイトで前月比の売り上げ120%UPに貢献した」、「学生時代から10年間サッカーを続けている」、「前職の実績で、年間売り上げが営業職50人中3位になった」といったように、数字を入れる事によって、より伝わりやすくなります。
仮に、数字が思い出せない・数字を入れられないといった場合であれば、周りの方から頂いた評価の声を入れる事によって、具体性を高めるのが吉です。※「○○のおかげで、お店全体が明るくなった」等
⑤「結論」⇒「理由(エピソード)」⇒「就職後の意気込み」という順番で書く
上記5つのポイントおよび、書き方の順序に関しては、私が実際に相談をした就職支援にて、アドバイスをされたものです。要するに、数千~数万名以上ものフリーター・ニートの就職に携わったプロの視点から見た、好印象な自己PR・志望動機の書き方という訳ですので、上記の事を踏まえて、履歴書を作成する事で、一人で記述したものよりも、印象の良いものが仕上がると言えます。
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■自己PR・志望動機の例文
自己PRの例文
※PRしたい強み:責任感
◆ダメな例文
私には、ファミリーレストランで3年半のアルバイト経験があります。私は、その中で、売り上げアップのために何が必要かを常に考え、行動する事で、責任感が身につきました。
◆良い例文
私の強みは、責任感が強いという点です。ファミリーレストランで3年半、アルバイトをしました。入店半年後にアルバイトリーダーに任命された際、「リーダーとして誰よりも働き、誰よりも店のことに詳しくなり、誰よりもアルバイトメンバー全員の事を知る」という目標を自分に課しました。
実際に、率先して周りのメンバーをサポートし、月に一度は食事会を開催して他のメンバーとの意思の疎通を図りました。その結果、メンバー全員がモチベーション高く働くようになり、リーダー在任期間中の退職率が30%も改善されました。
自分の役割を自覚し、その役割を全うすること、それこそが責任を果たす事であり、この考えは、今後も変わる事はありません。これからも、どんな仕事にも責任をもって、最後までやり切ります。
志望動機の例文
※「結論」⇒「理由(エピソード)」⇒「就職後の意気込み」という順番で書く。
【結論】
私が御社を志望した理由は、大きく一つです。それは、御社のお客様との信頼関係を大切にしているという姿勢です。
【理由】
具体的に言いますと、一般の牛乳拡販の会社が朝に配達するのに対して、御社では、お客様に合える日中の時間帯に配達をしているという点です。
【理由(根拠となるエピソード)】
私は以前、コンビニエンスストアで5年間アルバイトをしていました。その中で、常連のお客様といつもお話しをするように心がけていました。なぜなら、コンビニのレジの仕事でも、お客様との人間関係を大切にし、少しでもいい気分でお買い物をしていただきたかったからです。そのためもあってか、常連のおばあさんに「毎朝あなたと話をするのが楽しみで買い物にくるのよ」と言っていただく事ができました。
【意気込み】
このように、私はお客様との関係性を大切にする御社の姿勢に共感し、志望しました。私はお客様とたくさん触れ合う事で成果を出し、御社に貢献いたします。
■一人で考えた自己PRが不安な方向けの就活法
就職支援の利用
上記のように、自己PR・志望動機には、書き方とポイントがあり、それを実践する事で、人事担当者に好印象を持たれる文章を完成する事が出来ます。事実、上記の方式で、作成した自己PR・志望動機を履歴書に記載&面接で話しましたが、6社中4社から内定を貰う事が出来ました。
しかし、そうは言っても、『自分で書いた文章が本当に良いのか分からない』という方も少なからずいるかと思います。ましてや、自己PR・志望動機を書くのが初めてという場合、いくらノウハウ通りに文章を作ってみたところで、自信が持てないはずです。そのため、一人で考えた自己PR・志望動機が不安という方の場合、就職支援に相談をするのが吉です。
というのも、就職支援であれば、作成した文章を、プロのアドバイザーの方が、添削をしてくれますので、より好印象を持たれる文章を完成する事が出来ると言えます。
また、冒頭でも書いたように、ここまで書いてきた、自己PR・志望動機の書き方、抑えるべきポイントは、全て私自身、就職支援で教わった事です。そのため、就職支援に相談=内定獲得に効果的な自己PR・志望動機を作る事が出来るといっても過言ではないのです。
確かに、就職支援の中には、利用するべきではない(※誰からも評価されないような悪徳企業を紹介してくる)就職支援があるのも事実です。現に、私の最初の就活は、そういった就職支援を使った事で、大失敗に終わりました。
ただ、全ての就職支援がそうではありません。下記記事に、私の就職失敗体験記と利用するべき就職支援を書いていますので、「自己PR・志望動機を添削してほしい」、「面接の練習をしてほしい」といったように、就活の相談をしたいという方は、合わせて参考にしてみて下さい。