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JAIC(ジェイック)を通じて就活をしようと考えている方の中には、「ジェイックって実際どうなの…」、「本当に優良企業に就職出来るの?」といった不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
それもそのはず、ジェイックをGoogle検索すると、サジェストキーワード(予測変換)に、「炎上」、「洗脳」、「怪しい」、「胡散臭い」といったネガティブなフレーズが表示されます。
これを読んでいるあなたも、「炎上って何ぞ?」と感じて、ここにたどり着いたかと思います。
そして、予測変換に炎上や洗脳といったキーワードの出るところに、就職のお世話になって良いものなのか…と疑問に感じてしまうはずです。
ただ、炎上や洗脳、怪しいといったキーワードで検索されるには、それなりの理由があります。
今記事では、
◆ジェイックの”炎上事件”について
◆ネガティブキーワードで検索される理由
上記について、ジェイックを利用して就活をした経験のある私の体験談を交えつつ書いていきます。
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ジェイックの”炎上事件”について
新人研修の炎上騒動
火のないところに煙は立たちません。
つまり、ジェイック 炎上で調べられているのには理由があります。というのも、ジェイックは、過去に炎上騒動を巻き起こしています。
その内容は、拡散された新人研修中の写真があまりにも”ブラック”だったのです。
ネットで拡散されて炎上した写真が下記となります。
少し過去の話になりますが、「新卒研修なう。17新卒。タグ付けOK。#新社会人本を売る」 といった張り紙を背負った女性が、紙袋に本を入れて手売りする様が、SNS上で拡散されました。
これを見て、「今時こんなブラックな営業をさせるなんて…」、「フリーターの就職支援をしているくせに、ブラックな事をさせるとは…」といったように、批判が続出したのです。
確かに、写真の中にジェイックという文字はありません。
ただ、2つの理由から、これはジェイックの研修である事が推測されます。
■写真が撮影された駅(神保町)=ジェイックの東京本社がある
■研修内容に飛び込み営業があり、実際に私も冊子を売らされた
私自身、フリーターから正社員へ就職するために、ジェイックを利用した過去があります。
そして、その時の研修内容の中に、「ノルマ100件飛び込み営業を行い、10枚以上名刺交換をする、冊子を1冊以上売る」という内容がありました。
まさに、この写真の女性のように、冊子を売りに行かされました。
「そんな事してられるか…」と感じるはずです。
ただ、飛び込み営業の成果=集団面接会の”内申点”に響くため、就職したければ嫌でもやらなければいけないのです。
つまり、ノルマ100件の飛び込み営業を満たしていなければ、10枚名刺交換出来なければ、1冊も冊子が売れなければ、それまでの研修の努力が水の泡となってしまうのです。
それほどまでに、飛び込み営業でノルマを達成したかどうかは、面接会の結果に直結しています。
そのため、この写真の子も恥を忍んで、上記のような行動に出たのだと思います。
就職支援の研修なのか、ジェイックの社員教育なのかは不明ですが、いずれの場合も、ジェイック=こういった”昭和の暑苦しさ”のようなものを美徳と感じる精神性となっています。
正直、向かない人はとことん向きません。
体育会系の鍛えられ方をしていない限りは、地獄を見ます。
ネガティブワードで検索される2つの理由
また、ジェイックは、「洗脳」、「怪しい」といったキーワードも予測変換で表示されます。
こちらにもきちんと理由があります。
・研修の雰囲気=宗教のような感じ
・ブラック企業も平気で紹介してくる
上記の点から、予測変換にそう表示されるのだと思います。
ジェイックの研修(就職カレッジ)は、10日間あるのですが、やり方が自己啓発セミナーと似ています。
講師の方から、「正社員じゃない今の現状はダメ人間だ」、「正社員として就職をするべきだ」という事を10日の間延々言われます。
そのうえで、7つの習慣や原田メソッドといった自己啓発書の内容を繰り返し教わるのです。
「これを実践すれば立派な社会人になりますよ」、「これを習慣付ける事で、稼げるビジネスマンになります」といった感じです。よくある、”意識高い系”の話を聞かされる感じです。
そのうえ、”雑念”を考える暇もなく、就活対策が進んでいきます。
履歴書の作成→グループワークによる自己紹介・自己アピール、面接対策、社会人として必要なビジネスマナー講座、そして、飛び込み営業です。
そのため、研修をこなすにつれて、どんどん「ジェイックの面接会で絶対就職しないと…」という気持ちに、受講生全員が陥ってしまうのです。
実際に、集団面接会を辞退しようと思うと言った1人の受講生に対して、「ここで辞めたらまたダメ人間に戻っちまうぞ」、「みんなで就職しようって言ったじゃん」といったように、他の受講生が諭していました。
まさに”集団洗脳”に近い状態でした。
ただ、そんな就職に”前向き”になるものの、ブラック企業への就職率が高いのが、ジェイックの実情です。
事実、私が参加をした就職カレッジの時も、受講生23名中18名が3年持たずに退職をしています。
私自身も、超ブラック企業に就職させられ、1年半でギブアップしてしまいました。
つまり、”怪しい”企業も平気で面接会に来る&実際にジェイック経由での就職が失敗に終わった人が多数いる事から、怪しいのでは…と検索する人がいるのです。
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■まとめ
炎上、洗脳、怪しいといったキーワードで検索されるという事は、それなりの理由があるという事です。
そういったネガティヴキーワードで検索されており、実際に炎上騒動を巻き起こしているところに、この先の人生を決める行動である”就職”を委ねて成功する訳がありません。
私自身、戻れるのであれば、ジェイックを利用する前に戻りたいです。
「就活するなら、もっと良いところがあるよ」とあの時の自分に教えたいくらいです。
というのも、さっきもチラッと触れましたが、ジェイックからブラック企業に就職させられたからです。
下記記事では、実際にジェイックから就職したIT企業の労働環境について、事細かく書いています。
ジェイックで就活するとどうなるかを垣間見る事が出来るはずですので、就活をする前にそちらも一読してみてください。